ゴルフウォッチGARMIN 「Approach S62」レビュー(その2)

ゴルフ実力向上の道

前回に引き続き、GARMIN「ApproachS62」のレビューを続ける。買って良かった点の2番目。

(2)ピンまでの距離計測がお手軽

前回も書いたが、私はiphoneのGPSアプリを愛用していて、基本的には距離計測機能は必要ないと思っていた。しかしながら、ショットの度にiphoneを取り出すのが面倒くさいといえば面倒くさい。特に私の機種は指紋認証なのだが、これが中々開くのに苦戦することがある。雨の日などは絶望的だ。

これがGARMINをつけてからはストレスなく残り距離を確認できる様になった。なんせ右手をあげるだけなのだから。申し遅れましたが、わたくしレフティなので、時計を右手にはめています。左利きですが、これまで腕時計を右手につけたことは無かったのですが、スイングのセンシングなどの関係もあり初めて腕時計を右手につける事になりました。思わぬ効能としては、このS62はSuicaにもなるのだが、右手につけているので自動改札でのタッチがスムーズなのである。よく左利きの人間は、定期券を左手で扱うので、自動改札で仮面ライダーポーズになると馬鹿にされていたものだが、立場逆転である。

話が脱線したが、距離計測の画面はこんな感じである。

332がピンまでの距離で、323、343がそれぞれグリーンエッジまでの距離である。ピン位置は自分で調整しなければならないので、センターから動かしたことなく、ピン位置調整機能は使った事が無い。きちんと登録すれば、アプローチの正確性なども分析できるのだがめんどくさすぎる。

ちなみに上に出ている80というのは、打った地点からの距離で、ティーショットから80ヤード歩いて来たところでこの写真をとったのである。ボールを曲げて探しているときなど、何ヤードくらい打ったかが想像できれば、距離がわかるので探しやすい。

画面のコース上を指でタッチするとそこまでの距離と残りの距離が出るのは、愛用GPSアプリ「Golfshot」と同様であるし、ハザード迄の距離を表示する機能もある。

こんな感じで、バンカー迄207ヤード超えるまで233ヤードという事がわかる。

その他、残り距離に高低差を考慮させたり、風向きと風速を調べたり、ブラインドからピンの方向を調べたり出来るが、これらの機能は競技ゴルフでは違反になるので、モード選択で機能を一括オフにする事も出来る。

またバーチャルキャディーという機能は、残り距離とゴルファーの力量から判断して、打つべきクラブを指南してくれる。しかしながら中々言う事を聞けないのは、ご推察のとおりで、「いやここはグリーン狙うでしょ!」と時計に反抗して痛い目に合う。

肝心の距離の正確性については、レーザー距離計や私のiphoneアプリと比較してもほぼ同じ距離を示しているので、正確なのだと思う。少なくとも私の力量よりは正確です。


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